【主催者・出展社向けお役立ち】集客UPは「案内状」次第? 展示会の来場者を増やす戦略

集客UPは「案内状」次第? 展示会の来場者を増やす戦略

展示会前に案内状を送付することは当たり前かもしれせんが、その当たり前なことが意外にも集客UPに効果があります。

今回は案内状にポイント置いて展示会の来場客を増やす方法をご紹介します。

なぜ、案内状が展示会の集客UPに効果的なのか

集客UPは「案内状」次第? 展示会の来場者を増やす戦略

 

展示会の開催を決定した際、業界イベントに作品を出展する際も、展示会の案内状の送付は必ず実施すべきです。出展するブースが展示会場の一番目立つ場所に設置するならば、来場客も足を運びやすいでしょうから、おのずと集客できるでしょう。しかし、展示会場の端など目立ちにくい場所にブースを設置するとなれば、事前に積極的に集客しなければなりません。

また、大半の来場者の展示会滞在時間は2から3時間程度。意外と短いのかと思いますが、交通の面も踏まえればこれが妥当です。来場者は時間が限られていますから、展示会主催社のホームページや会場入り口で受け取るパンフレットなどで、どのブースを優先的に観るか、どのように会場内を周るかチェックするのです。

ちなみに、大手企業から優先的に順位がつけられるでしょう。これは仕方ないとしても、あなたの会社のブースも来場者のチェック対象にならなければいけません。

そのためにも、案内状が有効手段になるのです。

案内状の送付は顧客のタイプ別に

集客UPは「案内状」次第? 展示会の来場者を増やす戦略

 

展示会の案内状をただ送っただけでは戦略とは言えません。ここで重要なのが「顧客層を分類してから案内状を送付する」ことです。顧客を「既存客」「見込み客」「その他」の3つに分類すれば、少なからず他社との差別化ができるかもしれません。

・既存客の場合は営業担当者から
既存客には直接案内状を渡すか、メールで告知して良いでしょう。すでに自社の製品やサービス内容も把握しているタイプなので、営業担当者からアプローチしてもきちんと受け取ってくれるはずです。

・見込み客の場合はメールかDMで
見込み客にはメールかDMにて案内状を送付しましょう。見込み客は自社製品に関心はあるけれども購入はしていないタイプです。メールの件名やDMの見出し部分を興味が持ちやすいタイトルにするなど、メールを開封やすい、DMに目を通しやすい工夫をしましょう。

・その他の場合はWebを有効に活用
その他は案内状の送付先や連絡先が分からない客を指します。その場合は、ランディングページを作って展示会を告知するのがおすすめです。検索エンジンや広告などを利用すれば、自社についても知ってもらうことができます。ランディングページを作る際は、検索でヒットしやすいキーワードを盛り込んだり、SNSのシェアボタンを設置することで、ページ訪問者以外にも告知できる可能性があります。

まとめ

当たり前に送付している案内状に様々な工夫をこらすことで、集客UPにつながる戦略アイテムへと変わります。これを機会に、展示会の案内状の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。