展示会に招待された際に覚えておきたいマナー
展示会は日頃の成果を発表するところであり、招待した側にとっても今後の仕事につながる大事な行事です。招待されたら快くお祝いをしましょう。
今回は展示会に招待された際に心がけておきたいマナーをご紹介します。
極力招待に応じる
展示会に招待された際は、その「是非、観に来てほしい」という気持ちに応じるのが何よりも喜ばれます。展示会開催前後のどちらか直接本人に挨拶をしに行くのも良いでしょう。「おめでとうございます」「とても素敵でした」と一言添えるだけでも相手は嬉しいはずです。会えなかった場合は、後ほど電話などで感想を伝えましょう。
余裕があるならば、当日カメラを持参して作品の写真を撮り、後日プリントして贈ったり、ビデオ撮影をして動画をまとめたDVDを贈るというようなちょっとしたプレゼントを贈るのもお祝いの気持ちを伝えやすい手段です。もし、招待した方が普段からとても親しい人やお世話になっている人ならば、展示会当日に準備などの手伝いをするのも良いかもしれません。
もちろん、当日の遅刻厳禁はマナー違反です。展示会は披露時間もきっちり決まっているので必ず時間を守るようにしましょう。ちなみに、受付に芳名帳がある場合はご自身の住所、氏名を記帳してください。
お祝い品を贈る

有料の招待状をいただいた際は、相手にお祝い品を贈るのがマナーです。展示会当日に花やお菓子、酒、電報を届けるという方法があります。値段の目安は3千円から5千円くらいがベストです。
即売を行う展示会の場合、お手頃な作品を購入するのも相手は大変喜びます。無理をする必要はありませんので、ご自身の予算に見合うもので十分です。
招待ではなく入場券を買った場合は、特にお祝いの品を持参しなくてもかまいません。
招待を断る場合

どうしても日程に都合がつかないといった場合は、事前に足を運べないことを伝えてお詫びしましょう。いただいた招待状や案内状をそのイベント内容に興味のある家族や友人に渡して、代理に観てきてもらうのも良いでしょう。その場合は「私の代理として○○が展示会に伺いますので宜しくお願いします」といった一言を伝えるのがマナーです。
また、招待を断る際に返事を先延ばしするようなあいまいな発言は控えましょう。時間が断つにつれ断りづらくなりますし、相手も展示会ギリギリまで返事を待たなければいけないことに。今後の付き合いに関わることもありますので、展示会に行けない理由を相手にちゃんと伝える心配りも必要です。
おわりに
いかがでしたか。展示会に招待された際は以上のようなマナーを守り、相手へも自分も楽しめる展示会になるよう心がけましょう。