展示会の2大メッカ!東京ビッグサイトと幕張メッセ
展示会の2大メッカ!東京ビッグサイトと幕張メッセ

日本には、大小さまざまなコンベンションセンターがあります。
その中でも特に耳にすることが多い場所は、会場の規模も群を抜いて大きな「東京ビッグサイト」と「幕張メッセ」の2つでしょう。
今回は、そんな東京ビッグサイトと幕張メッセについてご紹介します。
日本最大のコンベンションセンター!東京ビッグサイト

東京ビッグサイトこと東京国際展示場は、中央区晴海にあった東京国際見本市会場の後継として、1996年に現在の江東区有明の地に誕生しました。
トレードマークは巨大な逆三角形が連なった建物。
地上58mの会議棟(先述の逆三角形部分)・西展示棟と東展示棟の3棟からなり、敷地面積は24万3419 m2、日本最大のコンベンションセンターです。
各棟は連絡通路で繋がっており、動く歩道も設置されるなど、移動の利便性は晴海時代より格段に良くなっています。
23区内に位置するアクセスの良さ・国内最大の展示面積(東西ホール合わせて約8万m2)という強みから、イベントの開催数(年間約300件)も日本の展示場の中ではトップクラス、2013年の来場者数は1500万人を記録しています。
開催されるイベントは、企業の就職説明会から最新車が集まるモーターショー、世界最大規模の同人誌即売会など多種多様です。
羽田空港・成田空港からの直通バスもあり、日本全国だけでなく海外からも多くの人々が訪れます。
デザイン性と機能性をあわせ持った幕張メッセ

幕張メッセは、1989年、現在の千葉市美浜区幕張に建造されました。 国際展示場1~8ホール・イベントホール・国際会議場・国際展示場9~11ホール(北ホール)の4つの建物から構成されています。
第32回および40回BCS賞(建築業協会賞)、IAITAクォーターナリオ賞、第5回千葉県建築文化賞「景観に配慮した建築物」部門といった多くの賞を受賞しており、その高いデザイン性も、幕張メッセが評価を集める要因の一つなのです。
また、ビッグサイトに次ぐ展示面積(1~8ホールと9~11ホールの総合計で7万2000m2)を持っています。
ビッグサイトや武道館らとともに、オリンピックの会場として使われることが決定し、今後も注目を集めることは間違いないでしょう。
幕張メッセでもさまざまなイベントが開催されており
・日本最大級のフリーマーケット「ピーアーク presents 幕張メッセ”どきどき”フリーマーケット」
・TVゲームを始め、日本最大規模のコンピュータエンタテイメントの総合展示会である
「東京ゲームショウ」
・アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス技術の総合展「CEATEC JAPAN」
などが挙がります。
夏には、近接するQVCマリンフィールド(千葉マリンスタジアム)と共に「SUMMER SONIC」を、年越しにはロッキング・オン主催のライブイベント「COUNTDOWN JAPAN」を開催するなど、音楽フェスの会場としても多用されていることが、幕張メッセの特徴です。
最寄の海浜幕張駅まで東京駅から30分程度と、アクセス性も優れています。
ビッグサイトと幕張メッセでは、1年中多種多様なイベントが開催されています。 気になるイベントがあれば、気軽に足を伸ばしてみるのも良いでしょう。