さあ本番!成功に導くための当日運営のポイント
この日のため、入念に計画と準備を重ねて来た展示会。 会期中は、いよいよその準備が身を結ぶ時です。
しっかりと成果に結びつけるために意識しておきたい、当日の運営のポイントをお伝えします。
会期中の情報共有は重要!

展示会では、普段の職場とは勝手が違う会場での勤務となります。 休憩や食事などのローテーションなど、運営スタッフ同士の連携がスムーズなオペレーションには欠かせません。 毎日、朝礼や終礼を実施して、全員に情報共有を行いましょう。
その際に、当日の目標数値の確認や達成度についても共有するのが大切です。 重要事項が共有され運営スタッフ一人一人が把握していることが、成功のカギとも言えます。
「入りやすいブース」作りを意識して

ご自身が展示会に足を運ぶ場合のことを思い浮かべていただければわかると思うのですが、同じように並ぶ出展ブースにも、足を止めやすいブースとそうでないブースがあります。 出展内容に関心があるかどうかはもちろんですが、心理的な要因も大きいことに注目したいところです。
例えば、展示内容が外からわかりづらかったり、間口が狭かったりするブースにはちょっと入りづらく感じてしまうという方も多いものです。
また、あまりに暇そうにしていたり、スタッフが多すぎて待ち構えているように見えたりするブースも入りづらいもの。 スタッフの身だしなみや態度は意外と見られています。
こうした心理的な障害をできるだけ取り除いて、来場者が気楽に立ち寄れるブース作りを工夫しましょう。
フォローを考えたオペレーションを

展示会の展示や商談が成約に結び付くかどうかは、展示会終了後、いかに効率良くフォローできるかにかかっているとも言えます。
このためには、アンケートを用意しておいたり、見込み度のランクを設定・共有しておいたりといった事前準備が必要です。 設定したランク分けに応じて、接客結果を名刺の裏にメモするなどといったオペレーション上のルールについてもあらかじめ決めておきたいですね。
混雑時など、担当者が接客中などで製品やサービスの説明が十分に行えない場合もあります。 このような場合は特にすばやいフォローが重要になります。 フォローしやすいオペレーションを心がけましょう。