報・連・相の報! 展示会レポートの上手な書き方
会社から展示会見学に派遣された時、その内容についてレポートを書くことになります。しかし、レポートを書く時、どうやって書いたらいいか悩んだことはありませんか?
報告書は上司に提出する大切な書類なので、出来しだいではあなたの評価にも関わるかもしれません。 今回は、展示会レポートの書き方についてご紹介します。
レポートの書き方

報告書を書く時、以下の点を押さえて書くと良い報告書が作成できるでしょう。
・長く書かない
まず、大前提として立場の上の人たちは忙しく長ったらしい文章は好みませんので、A4用紙1枚程度にまとめるといいでしょう。ただし、詳細内容の報告が求められる場合はこの限りではなく、2,3枚程度にまとめましょう。
・5W2Hを押さえて書く
5W2 H(who、when、where、what、why、how、how much)を意識して書くと、報告しやすくなります。展示会の日時・場所、展示していた会社とその展示内容、展示商品の金額と用途などを簡略にまとめ、最後に自分なりの所感を短く書くといいでしょう。
・自社との関係性を明記
ビジネスとして展示会に派遣されている場合は、展示内容と自社との関係性を明記しておいたほうがいいでしょう。展示会は自社と関連のある分野・市場の市況を見に行くために訪れるので、ただこういう展示があったという内容だけでは物足りません。価格や売買条件の比較検討や、自社の問題解決の手がかりになりそうな情報を簡単にまとめておくと、上司に喜ばれるかもしれません。
・撮影可能であれば写真を添付する
写真を入れることで、より分かりやすい報告書になります。最近の携帯電話やスマートフォンにはほぼカメラが内蔵されているので、せっかくの展示会なので何枚か撮影しておきましょう。撮影するポイントとしては、ブース全体を撮影した遠景、展示の様子を撮影した中景、個別の展示物を撮影した近景をそれぞれ数枚撮影しておくことです。
なお、携帯電話やスマートフォンで写真撮影をする場合は必ず出展社の許可を取るようにしてください。
・レポートの提出はなるべく早く
報告書の提出は展示会の翌日に提出することが望ましいです。翌日が難しい場合でも、数日以内には提出するようにしましょう。

一見あまり難しく内容に感じるかもしれませんが、グレードの高い報告書を作成するにはある程度の訓練が必要になってきます。
出来るだけ多く展示会に足を運びレポートを書く機会を作ったり、会社に残っている良い前例を参考にしたりしながら経験を積みましょう。
レポートは大切なビジネス文章であるという認識で取り組んでみてください。