IFFT/インテリア ライフスタイル リビング とは
東京から世界に「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場の国際見本市
2008年より、IFFT(東京国際家具見本市)にインテリア ライフスタイルのコンセプトが加わりスタートしたIFFT/インテリア ライフスタイル リビングは、東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市です。本年の出展社数は391社(内訳:日本328社/海外63社)。3日間で合計15,872名の来場者が訪れました。
本見本市の主催者、メサゴ・メッセフランクフルト株式会社は、ドイツ・フランクフルトに本社を置くメッセフランクフルトの日本法人です。メッセフランクフルトグループは、インテリアやキッチン、生活に関わる消費財の分野で世界をリードする国際見本市を展開。ドイツ、中国においてもインテリア関連商材の見本市を開催しており、それぞれ欧米市場、アジア市場に向けての有力なプラットホームとして業界関係者に広く認知されています。 海外見本市と連携のある「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」への出展は、海外への販路拡大を目指す企業にとって大きなチャンス。東京にいながら、世界の最新情報やトレンド商品と出合える絶好の機会です。


IFFT/インテリア ライフスタイル リビング、3つの特長
空間全体を意識したボーダレスな売り場を創出
家具から生活の調度品、インテリア・マテリアルまで、一見、異なるジャンルのように見える商材も、実際の生活空間の中では住む人の価値観でつながっています。
商品という区分ではなく、ライフスタイルというくくりで商材を総合的に見せるのが本見本市の最大の特長。暮らしの空間全体を意識したボーダレスな売り場を創出するため、インテリアや商業、住宅設計など空間全体に関わる企業の関係者も多数来場します。
訪れる人々のデザイン感度の高さ
来場者、出展者ともにデザインへの感度が高く、商品の背景や品質の高さに理解があります。有力バイヤーを引きつける企画も多数用意。高額商品に関する商談も多々発生しており、海外のトレンドショップ、話題のデザインショップのバイヤーも本見本市に多く訪れます。
海外進出への強力なバックアップ
本見本市への出展を機に海外市場へ進出したブランドも少なくありません。輸出を視野に入れた製品に、絶好の商機を与えます。
アトリウム特別企画「THE HOTEL」

家具、アメニティ、食器、リネン、フレグランス、アートなど新タイプのホテルをイメージさせる商材が集合しました。会場内は、古くから残る建物を活用したリノベホテルや宿泊客がすぐ友人になれるシェア型のホテル、デザインやアート、インテリアにテーマを持つホテルなど様々なホテルの中を歩くようなコンセプトで構成。また、インテリアスタイリストの黒田美津子氏と建築家の芦沢啓治氏による「スモールルーム(理想のシングルルームを提案するスタイリングコーナー)」も設営されました。
出展社インタビュー
人々の心に、温かくゆるやかな光を届けるガラス作品の世界– calm life –


ガラスってどうやって作るのだろう。
そこから、ガラスの魅力にはまっていったcalmlife代表の光弘三郎さん。
三郎さんは、2012年より本格的にガラス小物の制作を開始。その種類は現在、900以上。SMAPの香取慎吾さんや梨花さんなど有名タレントからも絶大なる支持を得る人気ガラス職人です。
制作物はテーブルウェアをはじめとした小物を中心に、手洗い鉢や照明などインテリアのフィールドにも進出。「どんなお客様に使ってもらいたいですか?」の質問には、「一般家庭で使ってほしい」。最近は、お客様がSNSにアップロードした美しく料理が盛られた自分の食器の写真を見ることが楽しみ、と語っていました。
クロスカルチャーの強みを生かしたハイクオリティな家具が、ついに日本に本格上陸– STELLAR WORKS –


2012年、デザイン重視のストーリー性のある家具をつくるため、上海で生まれたステラワークス。日本、ヨーロッパ、中国など世界各国からデザイナー、技術職人が集まり、東洋と西洋の美学を融合したコレクションや時代を超えたヴィンテージ・コレクションを幅広く展開しています。
クロスカルチャーの強みを生かしたステラワークスは、中国、ヨーロッパ諸国、アメリカ、オーストラリアなど世界各国のユーザーから高い評価を得ていますが、日本進出はこれから。
「今回の出展目的は、日本での認知度の向上。仕事につながるオファーをさっそく多数いただいております」。今後は日本でも、ステラワークスの家具を見かける機会が大きく増えていきそうです。
木のぬくもりあふれる家具を、ずっと使い続けてもらいたい―― 。– ナガノインテリア工業株式会社 –


2016年に創業70周年を迎える老舗の家具メーカー・ナガノインテリア工業株式会社。福岡県で生まれたナガノインテリア工業は、東京、名古屋、大阪へと販路を拡大し、現在は全国の家庭に木のぬくもりあふれる家具を届けています。
最大の強みは、材料出しから最終工程まですべてを自社で行える生産体制。手仕事を中心とした丁寧な作業で、見た目から座り心地まで様々なお客様のニーズにお応えします。
「今後は、公共施設やホテルなどでも弊社の商品を見かけられるようにしたい」。人気商品「コロナ」は2014年度グッドデザイン賞を受賞。今後の活躍に期待です。
「人に寄り添う洗面台」を、世界中に広めたい!– 株式会社I&C –


オーダー家具の設計・製造・施工から、商品開発、空間・インテリアデザインまで時代が求める空間とシーンづくりに励む株式会社I&C。ドイツ生まれのフルオーダー収納家具「KOLN(ケルン)32」や低圧両面メラミン化粧板「IC BOARD」など暮らしを楽しく心地よくするための製品を開発しています。
今回の目玉商品は、世界初の電動昇降洗面台「LAP」。動きをセンサーで感知して、その人にピッタリの高さで止まる。そんな動く洗面台を目の当たりにして、多くの人が驚きの声を上げていました。
2015年3月にはシンガポールの展示会にも出展予定。「動く洗面台」が世界標準になる日も近いかもしれません。
私たちの心を照らしてくれる絵本の世界のキャラクターたち– 有限会社えほん村 –


1983年、造形作家・松村太三郎氏と絵本作家・松村雅子氏により日本で初めて開設された絵本専門図書館「えほん村」。ブース内の個性的かつ愛らしいキャラクターに多くの人々が心を奪われていました。
今回、展示された「Hello Lightmanシリーズ」は、「こんな時代だからこそ灯りを点し続けたい」という太三郎氏の願いが込められた照明器具。八ヶ岳の森の中で制作された作品たちは、見た目のインパクトやデザインの美しさだけでなく、自然の豊かさも感じさせてくれます。
「展示会だと、照れずに大人も本気で喜んでくれるのが嬉しいです」。忘れかけていた童心をよみがえらせてくれる作品たちは、きっとこれからの世の中を明るく照らし続けてくれるでしょう。