【展示会コラム】ファッションワールド東京2017

国内最大級のファッション展

ブランドからアパレルサービスまで幅広く

年二回開催されるファッションワールド東京が、今年もビッグサイトで開催されました。 日本国内の伝統的な素材や技術を使ったブランドはもちろん、アジアやヨーロッパのブランドも多数出展されていました。今回が日本に初出展のブランドもあり、バイヤーの熱の高さも感じました。また、ファッションブランドのみでなく、アパレルビジネスに関する店舗管理サービス・顧客管理サービス・ソーシャル戦略サービスまで幅広く出展されており、「売上を上げたい」「効率化を図りたい」などのニーズを満たすブースが数多く充実していました。

出展社レポート

商品撮影もモデル撮影もお手の物株式会社EANO CREATION

イーノクリエーション
wacul

【商品撮影の難しさ】
「サイトに載せる商品が10点~20点だから、自分で撮ってしまう」コストを削減するためにも、自身がお持ちの一眼レフやスマホを使う方も多い商品の撮影。実際にEANO CREATIONのブースにもそんな方が何組も来ていました。自社で撮影しているというEC運営者の方に、このブースで話を聞いた理由を伺ってみると、「どうしても自分達でやるには限界がある」「出来上がりが全然ちがう」「実績として壁に貼ってある写真がキレイでびっくりした」「いろんなニーズに応えてくれそう」などさまざま。ご自身で撮影しているからこそわかる、撮影の難しさをカメラマンやスタッフの方に相談していたそうです。イーノクリエーションではモデル撮影を使いたい場合にも提携しているモデル事務所がいくつかあり、素早く手配してくれるのもありがたいですね。

【お客様とのコミュニケーション】
EANO CREATIONでは、スタジオに商品を送り撮影をお任せする形・担当者が撮影現場に立ち会って一緒に進めていくスタイル両方に対応しています。安価で撮影をするところは、どうしてもコミュニケーションロスが発生してしまいイメージと違う出来上がりになることもしばしば。二度三度撮影をしていると結局高くついてしまうことも起こりえます。「例え遠方でも一度しっかりとヒアリングをして、担当者のご要望を出来上がりに反映させるのがベスト。そうすれば、はじめて使っていただくお客様からの信頼も頂けて、また使っていただける」代表の千葉さんは話します。スタジオを千駄ヶ谷に構えるのは、周辺にアパレルの会社が多くお客様とのコミュニケーションが取りやすいという理由もあるようです。

【人の手でするレタッチの大切さ】
商品撮影では、レタッチ技術も出来上がりの質に大きく影響します。最近は画像の切り抜きを自動で行うサービスもあることを尋ねると、「どこまでこだわるか・何を求めるかで使い分けてもらうべき、数百点~の大量商品を安く抑えたいなら選択肢としてはありだと思います」と続けます。
自動切り抜きも以前よりは精度が高くなってきていますが、まだまだ細かい部分を見ると粗い部分が残ってしまうものも。服やアクセサリーなどのファッションサイトでは、商品を拡大して細部を見てから購入を検討するお客様もいます。そのようなお客様にしっかり商品の良さを届けようとすると、人の手でやることが大切な場合もあります。

取材に強力してくれた企業

株式会社EANO CREATION

■撮影スタジオ
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2丁目7-4 フローリッシュ千駄ヶ谷 B1
東京メトロ 北参道駅より徒歩5分
JR 千駄ヶ谷駅より徒歩10分
JR 原宿駅より徒歩10分

■連絡先
TEL:03-6698-2100 / FAX:03-5339-6842
(営業時間:月~金 10:00~19:00迄/お気軽にお問い合わせください)

■URL
https://eano.jp/